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About ‘Gates’

VRの複合アート施設であるThe Virtual Art City「Gates」の計画は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界に拡がった2020年春に日本で立案され、2021年にスタートしました。2020年は多方面で様々な制限が生まれ、美術界でもいくつかの美術館やアートフェア、アートイベントやギャラリーが休館や中止に追い込まれました。この事態が「Gates」立案の起点ともなったのです。最悪の時期を通過して人々の思考は変化し、多くの場面でのデジタルシフトが見られます。技術の進化は日進月歩であり、「Gates」もその進化に伴って変化していきます。

 

「Gates」の中には美術館を中心に4つの施設が共存します。ミュージアムとアートストアからスタートしますが2022年内にはメディアセンター、コンベンションセンターが始動する予定です。定期的に展示が変わるミュージアムで展覧会を楽しみ、お気に入りの作品と出会えば瞬時にアートストアへワープして購入できます。近い将来、メディアセンターでは美術に関する様々な情報を得て知識を増やすことができ、コンベンションセンターでは、大規模な美術イベントなどに参加し回遊することが可能となります。

 

こうしたVR内の動きには、燃料消費を伴う人の移動や車や飛行機による物品の輸送が必要なく、現実のイベントでは大量発生する会場設営の廃棄物、印刷物や梱包資材などの廃棄物も発生しません。つまりCO2削減による地球温暖化の防止、資源保護の意味からも「Gates」の活用は国境を越えた社会的な意義があり、地球規模で持続可能な未来を作るというSDGsの目標にも共鳴しています。これからの未来は、ヴァーチャルとリアルの共存が重要になると我々は考えています。

 

Gates運営委員会